美容皮膚科を港区で選ぶなら?専門医・保険診療・肌悩みで比べた5院

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美容皮膚科を港区で選ぶときに公式サイトで確かめる4つの確認ポイントを、皮膚科専門医の在籍・保険診療の併設・肌悩みへの対応範囲・機器と料金の公開で示した図解 エリア別特集
西村 麻衣
西村 麻衣(にしむら まい)
元美容クリニックカウンセラー / 美容医療ライター

複数の美容クリニックでカウンセラーとして勤務後、独立。延べ2,000件以上の施術相談に関わった実体験と化粧品成分の専門知識をもとに、医療的根拠に基づく情報を発信。本記事では、港区の美容皮膚科を、皮膚科専門医の在籍・保険診療の併設・肌悩みへの対応という3つの点から、各院の公式サイトと公的資料だけを出典として整理しました。

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本記事は特定の事業者の取材協力のもと制作しています。本記事には、本メディアの広告掲載クリニック(Tokyo Beauty Master Clinic)が含まれます。掲載情報の比較・評価は著者の独自判断によるものであり、掲載料が記事内容に影響を与えることはありません。詳しくは運営者情報をご覧ください。

東京都港区の美容皮膚科選びは、皮膚科専門医の在籍、保険診療の併設、自分の肌悩みへの対応範囲、機器・製剤の名前と料金の公開の4点を、各院の公式サイトで確かめることが出発点です。2026年10月9日時点の公式情報では、皮膚の病気と美容を同じ院で相談したいなら保険診療を行う青山通り皮フ科(南青山)・あきよし皮フ科クリニック(白金台)・芝浦アイランド皮フ科(芝浦)、自費診療の美容皮膚科で光・レーザーの方式を比べたいなら美容皮膚科タカミクリニック(南青山)、六本木で21時まで(日曜は19時まで)光治療やピーリングを相談したいならTokyo Beauty Master Clinic(六本木)が選択肢になります。

「港区で美容皮膚科を探すと、美容クリニックの広告ばかり出てきて、皮膚科の先生に診てもらえるのかが分からない」

カウンセラー時代、シミの相談で来られた方が診察で肝斑と診断され、照射の方法を変えることになった場面を何度も見てきました。最初に「何のシミか」を診てもらえる院かどうかが、その後の治療の分かれ目になります。

この記事では、東京都港区の美容皮膚科5院の専門医・保険診療・施術の方式・料金を早見表にまとめたうえで、選び方の4つの確認ポイント、肌悩み別の施術、費用・リスク・国内承認の範囲、美容皮膚科と皮膚科・美容外科の違いまでを整理しました。

本記事の対象:東京都港区で、シミ・肝斑・ニキビ・ニキビ跡・毛穴・表情じわを美容皮膚科で相談したい方向けです。
外科(二重・鼻)やクマも含めて港区の院を選びたい方は港区の美容クリニックのおすすめは?クマ・たるみ・二重で選ぶ5院、たるみの治療は港区のたるみ治療|HIFU・糸・注入と目の下のたるみ・くまを5院で比較、六本木駅の近くで絞りたい方は六本木の美容クリニック おすすめランキング|駅徒歩5分以内の5院を4条件で比較した結果で扱っています。
本記事は特定のクリニックや施術を推奨するものではありません。

Result ― この記事のまとめ(港区の美容皮膚科5院)
  • 皮膚科専門医青山通り皮フ科とあきよし皮フ科クリニックは、院長が日本皮膚科学会認定皮膚科専門医であると公式サイトに記載しています。芝浦アイランド皮フ科は皮膚科専門医と形成外科専門医の連携、美容皮膚科タカミクリニックとTokyo Beauty Master Clinicは皮膚科専門医の医師が関わることを記載しています。
  • 保険診療青山通り皮フ科・あきよし皮フ科クリニック・芝浦アイランド皮フ科は保険診療を行い、美容皮膚科タカミクリニックは保険診療を行っていないと明記しています。Tokyo Beauty Master Clinicの保険診療の有無は公式サイトで確認できませんでした。
  • 肌悩みシミは光治療(IPL)とレーザー、肝斑は遮光・外用・内服が基本、ニキビ・くすみはケミカルピーリング、表情じわはボツリヌス毒素注射が代表的な施術で、扱う施術は院ごとに異なります。
  • 費用光治療(顔全体1回)は税込表示の3院で33,000〜44,000円、ケミカルピーリング(顔1回)は税込表示の4院で6,600〜14,300円です。
  • 承認光治療の機械の多くは国内で「温熱」を使用目的として承認・認証されており、シミを目的とする使い方は使用目的と異なるため、未承認医薬品等としての説明を確認することが大切です。

※ 各院の情報は公式サイトの記載にもとづきます。Tokyo Beauty Master Clinicの料金は公式サイト記載の金額で、税込・税抜の表示はありません。

西村 麻衣西村 麻衣

「美容皮膚科」という看板だけでは、皮膚科の診察から始まる院なのか、施術の提案から始まる院なのかは分かりません。私は院を調べるとき、最初に医師紹介ページの資格の書き方と、保険診療の案内があるかどうかを見ます。この2つを見ると、その院が肌を診るところから始める院かどうか、おおよその見当がつきます。

港区の美容皮膚科5院の早見表

港区の美容皮膚科5院は、保険診療を行う皮膚科系の3院(青山通り皮フ科・あきよし皮フ科クリニック・芝浦アイランド皮フ科)と、自費診療の美容皮膚科2院(美容皮膚科タカミクリニック・Tokyo Beauty Master Clinic)に分かれます。

表は、保険診療を行う3院、自費診療の2院の順に並べています。順位ではなく、相談の入口の違いでまとめたものです。

クリニック(所在地)最寄駅皮膚科専門医(公式の表記)保険診療本記事で扱う施術光治療(顔全体1回)電話
青山通り皮フ科
港区南青山
表参道駅A4出口 徒歩2分院長:日本皮膚科学会認定皮膚科専門医あり(保険取扱医療機関)光治療・レーザー・ピーリング・ボツリヌス毒素注射33,000円(税込)03-5770-4112
あきよし皮フ科クリニック
港区白金台
白金台駅 徒歩2分院長:日本皮膚科学会認定皮膚科専門医ありレーザー・ピーリング・ボツリヌス毒素注射—03-5422-8880
芝浦アイランド皮フ科
港区芝浦
田町駅 徒歩9分(三田駅 徒歩10分)皮膚科専門医と形成外科専門医の連携を記載あり(保険医療機関)光治療・レーザー・ピーリング・ボツリヌス毒素注射33,000円(税込)03-5765-2622
美容皮膚科タカミクリニック
港区南青山
表参道駅A4出口 徒歩3分皮膚科専門医としての知見がある医師を記載なし(自費診療と明記)光治療・レーザー・ピーリング・ボツリヌス毒素注射44,000円(税込)03-5414-6000(初診)
Tokyo Beauty Master Clinic
港区六本木
六本木駅4a出口 徒歩2分医師チームに皮膚科専門医を含むと記載公式サイトで確認できず光治療・ピーリング・ボツリヌス毒素注射38,500円(税込・税抜の表示なし)03-6434-0758

※「皮膚科専門医」「保険診療」の列は、各院の公式サイトの表記を短くしたものです。「—」は公式サイトの料金表で確認できなかったことを示し、「行っていない」という意味ではありません。料金の税の表示は院ごとに併記しています。各院の公式サイトのURLは「掲載クリニックの問い合わせ先」にまとめています。

港区で美容皮膚科を選ぶ4つの確認ポイント

港区で美容皮膚科を選ぶときは、①皮膚科専門医の在籍、②保険診療の併設、③自分の肌悩みへの対応範囲、④機器・製剤の名前と料金の公開の4点を、公式サイトと受診時の説明で確認すると比べやすくなります。

4点とも、公式サイトを開けば誰でも確かめられる項目です。口コミや広告の言葉ではなく、院が自分で公開している情報を手がかりにします。

01

① 皮膚科専門医の在籍

皮膚科専門医は、日本皮膚科学会が独自の制度で養成してきた資格です。2018年からは、日本専門医機構のもとで各基本領域に統一された新しい制度で専門医の養成が始まっています。専門研修を修了して認定試験に合格した医師が名乗ることができ、原則5年ごとに更新があります。

確かめ方は、公式サイトの医師紹介に「日本皮膚科学会認定皮膚科専門医」または「日本専門医機構認定皮膚科専門医」と書かれているかどうかです。学会の「会員」は資格ではありません。また、日本専門医機構の基本領域(19領域)に皮膚科と形成外科はありますが、「美容皮膚科」という領域はありません。医師の経歴の読み方は港区の美容クリニックの比較基準(医師経歴の見方)で詳しく扱っています。

02

② 保険診療の併設

シミやしわなど美容目的の施術は自由診療です。湿疹やニキビなど皮膚の病気は保険診療の対象になりえますが、保険診療を扱うかどうかは院によって違います。

公式サイトに「保険医療機関」「保険診療」の表記や、一般皮膚科の案内があるかで確かめます。皮膚の病気と美容の相談を1か所で続けたい方にとっては、最初に見ておきたい項目です。

03

③ 肌悩みへの対応範囲

シミ・肝斑・ニキビ・毛穴・表情じわのうち、自分の悩みに合う施術の用意があるかを確かめます。

同じ「シミ」でも種類によって選ぶ施術が変わるため、施術の前に医師の診察で肌の状態を見分ける流れになっているかも、予約の段階で確認しておきたい点です。

04

④ 機器・製剤の名前と料金の公開

機種名・製剤名、税込か税抜か、初回価格と通常価格の別、麻酔代や薬剤代が別にかかるかを料金表で確かめます。

機種名や製剤名が分かれば、国内でどの使用目的・効能で承認されたものかを調べる手がかりにもなります。料金表の読み方は料金表の見方で整理しています。

港区の美容皮膚科5院の特徴

港区の5院は、所在地・保険診療の有無・医師の専門・扱う施術がそれぞれ異なり、同じ「美容皮膚科」でも相談に向く悩みが変わります。

ここからは5院を同じ項目・同じ順で整理します。記載はすべて各院の公式サイトにもとづき、治療の効果や患者の体験談には触れていません。

青山通り皮フ科(港区南青山)

港区南青山
青山通り皮フ科
皮膚科・美容皮膚科|保険取扱医療機関
所在地東京都港区南青山3-13-22 バンブービル5階
最寄駅表参道駅A4出口 徒歩2分
診療科と保険皮膚科・美容皮膚科。「一般皮膚科診療を行っている保険取扱医療機関」と記載
医師院長 藤山 美夏(日本皮膚科学会認定皮膚科専門医)
本記事で扱う施術と方式光治療(ステラM22)/Qスイッチヤグレーザーのシミ取り/ケミカルピーリング/ボツリヌス毒素注射(ボトックスビスタ)
料金例(税込)ステラM22 フルフェイス33,000円(初回19,800円)/シミ取り 1mm四方1,100円/ケミカルピーリング フルフェイス14,300円/ボトックス 眉間38,500円(初回22,000円、麻酔代1部位1,100円)。初診料2,200円(自費)
留意点

保険診療は予約優先で、予約できるのは火〜金曜の一部の時間帯と公式サイトに記載があります。美容診療は完全予約制です。

あきよし皮フ科クリニック(港区白金台)

港区白金台
あきよし皮フ科クリニック
皮膚科・美容皮膚科|保険診療あり
所在地東京都港区白金台4-2-11 白金台クレストビル5F
最寄駅南北線・三田線 白金台駅 徒歩2分
診療科と保険皮膚科・美容皮膚科。「皮膚科専門医による皮膚科、美容皮膚科の診療」と記載し、保険診療を実施
医師院長 秋好 茜(日本皮膚科学会認定皮膚科専門医)
本記事で扱う施術と方式Qスイッチヤグレーザーのしみ治療/ピーリング/ボツリヌス毒素注射(ボトックスビスタ)
料金例(税込)Qスイッチヤグ しみ 径1mm 2,200円/ピーリング 1回6,600円/しわボトックス 眉間・目尻ほか 各38,500円。初診料・相談料2,200円
留意点

光治療(IPL)は料金表で確認できませんでした。美容診療は担当医の枠が決まっているため、受診日を公式サイトの担当表で確かめてから予約してください。

芝浦アイランド皮フ科(港区芝浦)

港区芝浦
芝浦アイランド皮フ科
一般皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科|保険医療機関
所在地東京都港区芝浦4-20-4 芝浦アイランドブルームホームズ2F
最寄駅JR田町駅 徒歩9分/都営三田線 三田駅 徒歩10分
診療科と保険一般皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科。「保険医療機関の指定を受けています」と記載
医師院長 林 伸子(日本形成外科学会専門医)。皮膚科専門医と形成外科専門医の連携を記載
本記事で扱う施術と方式フォトフェイシャル(ステラM22)/シミ取りレーザー/ケミカルピーリング(グリコール酸)/ボツリヌストキシン製剤(韓国製・アラガン社製)
料金例(税込)フォトフェイシャル 全顔1回33,000円/シミ取りレーザー 1㎠につき11,000円/ケミカルピーリング 顔1回8,470円/ボツリヌストキシン製剤 1部位 韓国製22,000円・アラガン社製33,000円。初診料1,650円
留意点

駅から徒歩9〜10分の立地です。韓国製のボツリヌストキシン製剤は、製剤名を公式サイトで確認できず、国内承認品であるかも確認できませんでした。

美容皮膚科タカミクリニック(港区南青山)

港区南青山
美容皮膚科タカミクリニック
美容皮膚科|自費診療
所在地東京都港区南青山3-18-5 モンテプラザ(本院)。ニキビ治療院は南青山3-18-20
最寄駅表参道駅A4出口 徒歩3分(本院)
診療科と保険美容皮膚科。「自費診療の美容皮膚科です。保険診療は行っておりません」と記載
医師院長 高見 洋。開発担当医の紹介に「皮膚科専門医としての知見」と記載
本記事で扱う施術と方式フォトフェイシャル(M22)/ピコ秒レーザーのスポット照射/ソフトピーリング/ボツリヌス毒素注射(ボトックスビスタ・コアトックス)
料金例(税込)フォトフェイシャルM22 顔全体1回44,000円(初回28,000円)/ピコスポット 直径3mm以内5,500円/ソフトピーリング+ビタミンC導入7,120円/ボトックスビスタ 1部位33,000円・コアトックス 1部位16,500円
留意点

保険診療は行っていないため、皮膚の病気の治療は別の医療機関での受診になります。コアトックスは国内未承認の製剤です。

Tokyo Beauty Master Clinic(港区六本木)

港区六本木
Tokyo Beauty Master Clinic
美容医療|美容皮膚科系の施術は美容医療サイトに掲載
所在地東京都港区六本木7-8-8 ミクニ六本木ビル4階
最寄駅六本木駅4a出口 徒歩2分
診療科と保険保険診療の有無は公式サイトで確認できず
医師医師チームに「慈恵医科大学皮膚科専門医」を含むと記載(氏名の記載なし)
本記事で扱う施術と方式フォトフェイシャル(公式のお知らせにステラM22と記載)/ケミカルピーリング/ボツリヌストキシン注射
料金例フォトフェイシャル1回38,500円(初回30,000円)/ケミカルピーリング1回12,100円/ボツリヌストキシン1単位1,500円〜(単位数は医師が決定)。公式サイト記載の金額(税込・税抜の表示なし)
留意点

料金に税込・税抜の表示がありません。ボツリヌス製剤の製剤名と、施術ページでのリスク・未承認の説明は公式サイトで確認できませんでした。

西村 麻衣西村 麻衣

保険を扱う院と自費の院は、どちらが良いというより通い方が違います。カウンセラー時代、湿疹やニキビで定期的に皮膚科に通っている方には、同じ院で美容の相談もできるかを先に確かめてもらっていました。一方で、施術の予約を中心に予定を組みたい方は、美容の予約枠や診療時間が生活に合う院のほうが通い続けやすい様子でした。

目的別に整理した5院

5院を、相談したい内容ごとに整理すると次のようになります。順位ではなく、目的に合う選択肢を並べたものです。

重視したいこと選択肢になる院公式サイトで確認できる根拠
皮膚の病気と美容を同じ院で相談したい青山通り皮フ科/あきよし皮フ科クリニック/芝浦アイランド皮フ科保険診療の実施を公式サイトに記載
シミの種類に合わせて光治療とレーザーを使い分けて相談したい青山通り皮フ科/美容皮膚科タカミクリニック/芝浦アイランド皮フ科光治療とレーザーのスポット照射の両方を料金表に記載
ニキビ・ニキビ跡を自費の治療も含めて相談したい美容皮膚科タカミクリニックニキビ治療院を併設
白金台・田町など港区南部で通いたいあきよし皮フ科クリニック/芝浦アイランド皮フ科白金台駅 徒歩2分/田町駅 徒歩9分
六本木で21時まで(日曜は19時まで)光治療やピーリングを受けたいTokyo Beauty Master Clinic診療時間は月〜土曜・祝日11:00〜21:00、日曜11:00〜19:00(不定休)

肌悩み別に見る美容皮膚科の施術

美容皮膚科の施術は肌悩みで選び方が変わり、シミ(日光黒子)は光治療とレーザー、肝斑は遮光と外用・内服が基本でレーザーや光治療は併用の位置づけ、ニキビ・くすみはケミカルピーリング、表情じわはボツリヌス毒素注射が代表的な選択肢です。

この章では、厚生労働科学研究の研究班が日本皮膚科学会など関連5学会の協力を得てまとめた「美容医療診療指針(令和3年度改訂版)」の推奨度を手がかりに、悩みごとの施術と、港区の5院のどこで扱っているかを整理します。効果の表現は指針の推奨文の引用にとどめます。

シミ(日光黒子・老人性色素斑)

一般的なシミ(日光黒子、老人性色素斑)について、美容医療診療指針はレーザーと光治療を推奨度1としています。推奨文は次のとおりです。

診療指針より引用

『美容医療診療指針(令和3年度改訂版)』CQ1-1-1 推奨文

日光黒子(老人性色素斑)の治療にレーザー,光治療は有効である.ただし,長期にわたる検討や他の治療法との比較が十分ではない.

港区の5院では、光治療(IPL)を青山通り皮フ科・芝浦アイランド皮フ科・美容皮膚科タカミクリニック・Tokyo Beauty Master Clinicが、レーザーのスポット照射を青山通り皮フ科・あきよし皮フ科クリニック・芝浦アイランド皮フ科・美容皮膚科タカミクリニックが料金表に載せています。スポット照射の方式は、Qスイッチレーザーやピコ秒レーザーなど院によって異なります。

光治療の機械には、国内での承認の中身に注意が要ります。PMDAの添付文書等情報検索で確認できた範囲では、ステラM22・ルメッカ・セレックV・BBL・ライムライトの使用目的は温熱効果による血流改善・疼痛緩解で、表在性の良性色素性疾患を使用目的に含むIPLはノーリスとルクセア(いずれも肝斑の部位は禁忌)です。温熱を使用目的とする機械でシミを目的に照射することは、承認・認証された使用目的と異なる使い方にあたります。機械ごとの違いはフォトフェイシャルの機械の違いで詳しく比べています。

肝斑

肝斑は、一般的なシミ(日光黒子)と治療の考え方が異なります。美容医療診療指針は、肝斑へのレーザー・光治療を推奨度2とし、次のように述べています。

診療指針より引用

『美容医療診療指針(令和3年度改訂版)』CQ1-1-2 推奨文

レーザーや IPL 照射は,遮光,美白剤外用や内服などの保存的治療を行って,十分な効果の得られない場合に併用療法として行っても良い.

同じ指針の解説には、「高フルエンスでのQスイッチルビーレーザーやQスイッチアレキサンドライトレーザー照射では,強い炎症が惹起されて肝斑が悪化することが知られている」との記載もあります。また、色素性疾患を使用目的として国内で承認されたIPL(ノーリス・ルクセア)の添付文書は、いずれも肝斑の部位を禁忌としています。

肝斑の治療は、まず遮光と外用・内服が基本になります。照射を検討する場合は、医師に肝斑の有無を診断してもらうことが前提です。

西村 麻衣西村 麻衣

シミと肝斑が同じ頬に混ざっている方には、相談の現場で何度もお会いしました。ご本人は「シミを取りたい」と思って来院されるので、照射の前に診察で見分けてもらう流れがある院かどうかは、受ける前に必ず確かめてほしいところです。

ニキビ・ニキビ跡・くすみ

ニキビやくすみの相談では、ケミカルピーリングが代表的な施術です。薬剤を塗って皮膚の表面をはがす方法で、日本皮膚科学会の「ケミカルピーリングガイドライン(改訂第3版)」は、はがれる深さを最浅層から深層までの段階に分けて整理しています。使う薬剤と濃度によって深さが変わり、反応やリスクも変わります。

港区の5院は、いずれも料金表にピーリングを載せています。ニキビは保険診療の対象にもなりうるため、保険診療を扱う3院では、保険の治療と並べて相談することもできます。

毛穴・赤ら顔

美容医療診療指針には、赤ら顔を対象とした項目(CQ)はありません。光治療を赤みの相談に用いる院はありますが、国内で承認されたIPLのうち、血管病変(表在性の毛細血管拡張)を使用目的に含むことを確認できたのはノーリスです。

毛穴や赤みを相談するときは、どの機械を、どの使用目的の承認にもとづいて使うのかを受診時に確認してください。

表情じわ

眉間や目尻などの表情じわには、ボツリヌス毒素製剤の注射が用いられ、美容医療診療指針は推奨度1としています。指針の解説には、眼瞼下垂や頭痛などの有害事象と、中和抗体ができることへの論点が挙げられています。

国内で承認されたボトックスビスタの効能は「65歳未満の成人における眉間又は目尻の表情皺、咬筋膨隆」です。額や口周りなど範囲外の部位への使用や、65歳以上の方への使用は適応外となり、医療広告のうえでは未承認医薬品等として扱われます。

港区の5院では、ボトックスビスタを青山通り皮フ科・あきよし皮フ科クリニック・美容皮膚科タカミクリニックが料金表に載せ、芝浦アイランド皮フ科はアラガン社製と記載しています。国内未承認の製剤として、美容皮膚科タカミクリニックがコアトックスを扱っています。芝浦アイランド皮フ科の韓国製の製剤は、製剤名を公式サイトで確認できず、国内承認品であるかも確認できませんでした。Tokyo Beauty Master Clinicは「複数種類の薬剤」と記載しており、製剤名は公式サイトで確認できませんでした。製剤の種類についてはボトックス製剤の種類と港区の価格帯で整理しています。

なお、フェイスラインのたるみなど、たるみを目的とした治療は本記事では扱っていません。たるみの治療は、冒頭で紹介した港区のたるみ治療の記事で扱っています。

港区の美容皮膚科の費用の目安(各院の公式料金)

港区の美容皮膚科の費用は、税込表示の院の公式料金で、光治療(顔全体1回)が33,000〜44,000円、ケミカルピーリング(顔1回)が6,600〜14,300円で、シミのスポット照射は照射範囲の単位ごとに料金が決まります。

美容皮膚科の施術は自由診療で、料金は院ごとに異なります。下の表は、各院の公式サイトの料金表に載っている金額を、本記事で扱う施術に絞って並べたものです。

施術青山通り皮フ科あきよし皮フ科クリニック芝浦アイランド皮フ科美容皮膚科タカミクリニックTokyo Beauty Master Clinic
(税込・税抜の表示なし)
光治療(顔全体1回)33,000円(初回19,800円)—33,000円44,000円(初回28,000円)38,500円(初回30,000円)
スポット照射(最小単位)1mm四方 1,100円径1mm 2,200円1㎠ 11,000円直径3mm以内 5,500円—
ケミカルピーリング(顔1回)14,300円6,600円8,470円7,120円(ビタミンC導入込み)12,100円
ボツリヌス毒素注射ボトックスビスタ 眉間38,500円(初回22,000円)ボトックスビスタ 1部位38,500円アラガン社製 1部位33,000円/韓国製 1部位22,000円ボトックスビスタ 1部位33,000円/コアトックス 1部位16,500円1単位1,500円〜(製剤名は確認できず)
初診料・相談料初診料2,200円(自費)2,200円初診料1,650円——
税の表示税込税込税込税込表示なし

※「—」は、各院の公式サイトの料金表で確認できなかったことを示します。Tokyo Beauty Master Clinicの列は公式サイト記載の金額(税込・税抜の表示なし)で、税込の範囲には含めていません。

表の金額だけで総額は決まりません。光治療は初回価格と通常価格が分かれている院があり、ボツリヌス毒素注射では、青山通り皮フ科のように麻酔代(1部位1,100円)が別にかかる例があります。美容皮膚科タカミクリニックのソフトピーリングは、ビタミンC導入を含む料金です。

スポット照射は、1mm四方・径1mm・直径3mm以内・1㎠と、料金の単位そのものが院ごとに違います。シミの大きさと数によって総額が変わるため、見積もりの段階で、照射する範囲と回数を含めた総額を確認してください。

施術ごとの主なリスク・副作用・ダウンタイム

美容皮膚科の施術は切らない方法が中心ですが、光治療やレーザーでは炎症後色素沈着や肝斑の悪化、ボツリヌス毒素注射ではまぶたの下がりなどが起こりうるため、施術ごとのリスクを受ける前に確認する必要があります。

下の表は、機器の添付文書と美容医療診療指針に書かれている内容から、施術ごとの主なリスク・副作用をまとめたものです。ダウンタイムの日数が一次資料に書かれているのは光治療だけで、ほかの施術は各院の説明で確認してください。

施術主なリスク・副作用ダウンタイムの目安
光治療(IPL)照射時の痛み、紅斑・浮腫、かさぶた・水ぶくれ、紫斑、色素沈着・色素脱失、熱傷・瘢痕(Stellar M22 IPLモデルの添付文書)。有色人種では炎症後色素沈着・色素脱失が起こりうる(診療指針)かさぶた・水ぶくれは治るまで5〜10日、紫斑は5〜15日。色素沈着・色素脱失は通常3〜6か月で薄くなるが、まれに恒久的(添付文書)
レーザーのスポット照射(Qスイッチ・ピコ秒)照射部の紅斑・かさぶた、炎症後色素沈着・色素脱失。高い出力のQスイッチレーザーでは肝斑の悪化(診療指針)日数は院の説明を確認
ケミカルピーリング紅斑・刺激感・炎症後色素沈着。はがす深さによって反応が変わる(ピーリングのガイドライン・診療指針)日数は院の説明を確認
ボツリヌス毒素注射眼瞼下垂・頭痛・表情の違和感・注射部位の内出血。中和抗体ができることが論点として挙げられている(診療指針)日数は院の説明を確認

持病や服用中の薬がある方、妊娠中・授乳中の方は、どの施術でも受診時に医師に伝えてください。受けられるかどうかの判断は、診察で行われます。

受診前に確認したいこと

施術を決める前に、次の5点を医師に確認しておくと、院による説明の違いが見えやすくなります。

  1. 担当する医師の資格(基本領域の専門医かどうか、その表記)
  2. 保険診療で受けられる治療があるか、自由診療になるのはどこからか
  3. 使う機器・製剤の名前と、国内で承認された使用目的・効能
  4. 初回価格・通常価格・必要な回数・麻酔代などを含めた料金の総額
  5. 起こりうる副作用と、起きたときの対応・連絡の方法

カウンセリングでの質問の仕方はカウンセリングで確認すべきことでも整理しています。

西村 麻衣西村 麻衣

カウンセリングで「ダウンタイムはほとんどありません」と言われたら、「どんな反応が、何日くらい出ることがありますか」と聞き返してみてください。具体的に答えてもらえれば、仕事や予定の調整ができます。答えがあいまいなまま予約を急がされるようなら、いったん持ち帰って構いません。

美容皮膚科とは?皮膚科・美容外科との違い

美容皮膚科は、皮膚科に「美容」という診療方法の名称を組み合わせて広告できる診療科名で、シミ・ニキビ跡・しわなど見た目の悩みを、光・レーザー・薬剤など主に切らない方法で扱う診療です。

厚生労働省の通知「広告可能な診療科名の改正について」では、「皮膚科」は単独で広告できる診療科名とされ、身体の部位や患者の特性、診療方法の名称、症状・疾患の名称と組み合わせて、新しい診療科名として広告することもできるとされています。通知の別表には、組み合わせの例として「美容皮膚科」が、外科系の診療科名の例として「美容外科」が示されています。

専門医の制度でも、日本専門医機構の基本領域(19領域)にあるのは「皮膚科」「形成外科」で、「美容皮膚科」「美容外科」という基本領域はありません。美容皮膚科を受診するときに医師の資格を確かめるなら、皮膚科専門医などの基本領域の資格表記を見ることになります。

項目皮膚科(一般皮膚科)美容皮膚科美容外科
主な悩み湿疹・ニキビなど皮膚の病気シミ・ニキビ跡・毛穴・しわなど見た目の悩み二重・鼻など形を変える悩み
主な方法皮膚の病気の診察・治療光・レーザー・注射・ピーリングなど主に切らない方法手術を伴う施術
保険保険診療の対象になりうる美容目的の施術は自由診療美容目的の施術は自由診療
西村 麻衣西村 麻衣

「美容皮膚科なら皮膚科の先生が診てくれる」と思って来院される方は、少なくありませんでした。実際には、院によって医師の専門はさまざまです。看板の名前ではなく、医師紹介の資格の表記まで一度目を通しておくと、受診してからの戸惑いが減ります。

よくある質問

Q
港区の美容皮膚科はどこがおすすめですか?
A
港区の美容皮膚科は、皮膚科専門医の在籍・保険診療の併設・肌悩みへの対応範囲で選ぶと絞り込めます。皮膚の病気と美容を同じ院で相談したいなら保険診療を行う青山通り皮フ科・あきよし皮フ科クリニック・芝浦アイランド皮フ科、自費の美容皮膚科で光・レーザーの方式を比べたいなら美容皮膚科タカミクリニック、六本木で21時まで光治療やピーリングを受けたいならTokyo Beauty Master Clinicが選択肢です。最終的な判断は、医師の診察と説明を受けてから行ってください。
Q
美容皮膚科と皮膚科の違いは何ですか?
A
美容皮膚科は、皮膚科に「美容」という診療方法の名称を組み合わせた診療科名で、シミやしわなど見た目の悩みを主に自由診療で扱います。皮膚科は湿疹やニキビなど皮膚の病気を保険診療で扱うのが中心です。同じ院で両方を扱うところと、美容皮膚科の自費診療だけを行うところがあります。
Q
美容皮膚科で保険は使えますか?
A
美容目的の施術は自由診療のため、保険は使えません。湿疹やニキビなど皮膚の病気の治療は保険診療の対象になりえますが、保険診療を扱うかどうかは院によって異なります。受診前に公式サイトで「保険医療機関」「保険診療」の表記を確認してください。
Q
美容皮膚科の医師が皮膚科専門医かどうかは、どう確かめればいいですか?
A
皮膚科専門医かどうかは、公式サイトの医師紹介に「日本皮膚科学会認定皮膚科専門医」または「日本専門医機構認定皮膚科専門医」と書かれているかで確かめられます。学会の「会員」は資格ではありません。皮膚科専門医は、研修と認定試験を経て名乗れる資格で、原則5年ごとに更新があります。
Q
港区でシミ取りの費用はどのくらいですか?
A
港区の美容皮膚科のシミ取りの費用は、税込表示の院の公式料金で、光治療(顔全体1回)が33,000〜44,000円です。レーザーのスポット照射は1mm四方・直径3mm以内・1㎠など照射範囲の単位で料金が決まり、1mm四方1,100円からの院があります。初回価格や回数、麻酔代で総額が変わるため、見積もりで総額を確認してください。
Q
肝斑にレーザーや光治療は使えますか?
A
肝斑へのレーザーや光治療は、遮光や美白剤の外用・内服で十分な効果が得られない場合に、併用として行ってもよいとされる治療です。高い出力のレーザーでは肝斑が悪化することが知られており、シミを使用目的として国内承認された光治療の機械も肝斑の部位を禁忌としています。照射の前に、シミと肝斑の見分けを医師の診察で受けてください。
Q
美容皮膚科と美容外科はどう使い分けますか?
A
美容皮膚科は光・レーザー・注射・ピーリングなど主に切らない方法を扱い、美容外科は二重や鼻など手術を伴う施術を扱う診療科です。悩みが皮膚の表面(シミ・ニキビ跡・毛穴)なら美容皮膚科、形を変える手術を考えるなら美容外科が相談先になります。
Q
ボトックス注射は国内で承認されていますか?
A
ボトックスビスタは、65歳未満の成人の眉間・目尻の表情じわと咬筋膨隆を効能として国内で承認されたボツリヌス毒素製剤です。承認範囲外の部位への使用や国内未承認の製剤を使う施術もあり、その場合は医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。使う製剤の名前と承認の有無をカウンセリングで確認してください。

まとめ

港区の美容皮膚科は、皮膚科専門医の在籍・保険診療の併設・肌悩みへの対応範囲を公式サイトで確かめ、施術ごとの費用・リスク・承認の範囲を受診時に確認して選ぶ診療科です。

港区で美容皮膚科を選ぶ4つの確認ポイント
  • 医師紹介に「日本皮膚科学会認定皮膚科専門医」などの基本領域の資格表記があるか
  • 保険診療を扱っているか(皮膚の病気と美容を同じ院で相談できるか)
  • 自分の肌悩み(シミ・肝斑・ニキビ・毛穴・表情じわ)に合う施術の用意と、施術前の診察があるか
  • 機器・製剤の名前、税の表示、初回価格と通常価格、麻酔代などが料金表で分かるか
本記事で整理した5院
  • 青山通り皮フ科|表参道駅A4出口 徒歩2分|03-5770-4112
  • あきよし皮フ科クリニック|白金台駅 徒歩2分|03-5422-8880
  • 芝浦アイランド皮フ科|田町駅 徒歩9分|03-5765-2622
  • 美容皮膚科タカミクリニック|表参道駅A4出口 徒歩3分|03-5414-6000(初診)
  • Tokyo Beauty Master Clinic|六本木駅4a出口 徒歩2分|03-6434-0758

美容皮膚科選びで迷ったときは、院の名前や広告の言葉より先に、医師の資格・保険診療の有無・料金表の書き方という、公式サイトに書かれている事実を並べてみてください。そのうえで、施術ごとのリスクと国内承認の範囲を受診時に確かめることが、自分に合う院を選ぶ近道です。

西村 麻衣西村 麻衣

美容皮膚科は、皮膚科の延長として気軽に相談できる場所であってほしいと私は思っています。そのためにも、最初の受診では施術を決めることより、肌の状態を診てもらうことを優先してください。

本記事で言及している施術について(未承認医薬品等・適応外使用を含む)

本記事で扱う施術には、国内で承認された使用目的と異なる使い方や、国内未承認の製剤を使うものが含まれるため、医療広告ガイドラインに沿って次の情報を示します。

医療広告ガイドラインでは、承認されていない医薬品・医療機器だけでなく、承認された効能・効果や使用目的と異なる使い方(適応外使用)も「未承認医薬品等」として扱います。施術ごとに、承認・認証の状況と(ⅰ)〜(ⅴ)の5項目、主なリスク・副作用、費用の目安を記載します。

光治療(IPL)

承認・認証の状況
ステラM22(販売名 Stellar M22 IPLモデル、承認番号30300BZX00035000)の使用目的は、添付文書で「光源としてキセノンフラッシュランプより発生させた連続したスペクトル光の温熱効果による血流改善、疼痛・炎症の緩解を行う」とされています。PMDAの添付文書等情報検索で確認できた範囲では、ステラM22・ルメッカ・セレックV・BBL・ライムライトの使用目的は温熱効果による血流改善・疼痛緩解で、表在性の良性色素性疾患を使用目的に含むIPLはノーリスとルクセア(いずれも肝斑の部位は禁忌)です。
(ⅰ)未承認医薬品等であることの明示
シミ・くすみなど肌の見た目を目的とするステラM22の照射は、承認された使用目的と異なる使い方で、未承認医薬品等にあたります。美容皮膚科タカミクリニックの「M22」はどの販売名の機器かを公式サイトで確認できませんでしたが、PMDAに掲載されたM22の名前を持つ3機器(M22 IPLモデル・Stellar M22 IPLモデル・OptiLightM22IPLモデル)は、いずれもシミを使用目的に含んでいません。
(ⅱ)入手経路等
国内の製造販売業者はルミナス・ビー・ジャパン株式会社です。各院の機器が国内の承認品か個人輸入品かは、公式サイトで確認できませんでした。個人輸入される医薬品等の注意点は、厚生労働省の個人輸入において注意すべき医薬品等についてで公表されています。
(ⅲ)国内の承認医薬品等の有無
表在性皮膚良性色素性疾患の治療を使用目的とするIPLとして、ノーリス(承認番号30400BZX00032000)とルクセア(承認番号30600BZX00133000)が国内で承認されています。いずれも肝斑の部位は禁忌です。
(ⅳ)諸外国における安全性等に係る情報
米国FDAの510(k)(K193500)では、Stellar M22のIPLの適応として良性の表皮病変などが挙げられています。米国の適応と、国内で承認された使用目的は別のものです。
(ⅴ)救済制度の対象外であること
未承認医薬品等や、承認された効能・効果、用法・用量等と異なる使い方で健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済の対象にはなりません。
主なリスク・副作用
照射時の痛み、紅斑・浮腫、かさぶた・水ぶくれ、紫斑、色素沈着・色素脱失、熱傷・瘢痕(添付文書)。
費用の目安
顔全体1回33,000〜44,000円(税込表示の3院)。Tokyo Beauty Master Clinicは38,500円で、公式サイト記載の金額(税込・税抜の表示なし)です。

レーザーのスポット照射(Qスイッチレーザー・ピコ秒レーザー)

承認・認証の状況
各院が使う機種の国内承認と使用目的は、本記事の調査では確認できませんでした。
(ⅰ)未承認医薬品等であることの明示
機種が国内の承認品か、シミの治療が承認された使用目的に含まれるかを確認できなかったため、未承認医薬品等にあたるかどうかは判断できません。受診時に、機種名と国内承認の有無、承認された使用目的を確認してください。
(ⅱ)入手経路等
公式サイトで確認できませんでした。
(ⅲ)国内の承認医薬品等の有無
国内には、良性色素性病変の治療などを使用目的として承認されたレーザーがあります。
(ⅳ)諸外国における安全性等に係る情報
各院の機種について確認できませんでした。
(ⅴ)救済制度の対象外であること
未承認医薬品等や、承認された効能・効果、用法・用量等と異なる使い方で健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済の対象にはなりません。
主なリスク・副作用
照射部の紅斑・かさぶた、炎症後色素沈着・色素脱失。高い出力のQスイッチレーザーでは肝斑の悪化(診療指針)。
費用の目安
最小単位で1mm四方1,100円、径1mm 2,200円、直径3mm以内5,500円、1㎠ 11,000円(いずれも税込)。

ケミカルピーリング

承認・認証の状況
各院が使う薬剤が医薬品として承認されたものかは、確認できませんでした。
(ⅰ)未承認医薬品等であることの明示
医薬品として承認された薬剤でない場合は、未承認医薬品等にあたります。各院の公式サイトでは、薬剤の承認の有無を確認できませんでした。
(ⅱ)入手経路等
院内で調製しているか、輸入しているかは、公式サイトで確認できませんでした。
(ⅲ)国内の承認医薬品等の有無
確認できませんでした。
(ⅳ)諸外国における安全性等に係る情報
確認できませんでした。
(ⅴ)救済制度の対象外であること
未承認医薬品等や、承認された効能・効果、用法・用量等と異なる使い方で健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済の対象にはなりません。
主なリスク・副作用
紅斑・刺激感・炎症後色素沈着。はがす深さによって反応が変わります(ピーリングのガイドライン・診療指針)。
費用の目安
顔1回6,600〜14,300円(税込表示の4院)。Tokyo Beauty Master Clinicは12,100円で、公式サイト記載の金額(税込・税抜の表示なし)です。

ボツリヌス毒素注射

承認・認証の状況
ボトックスビスタは国内で承認されたボツリヌス毒素製剤で、効能は「65歳未満の成人における眉間又は目尻の表情皺、咬筋膨隆」です。コアトックス(美容皮膚科タカミクリニック)は国内未承認の製剤です。芝浦アイランド皮フ科の韓国製の製剤とTokyo Beauty Master Clinicの製剤は、製剤名を公式サイトで確認できませんでした。
(ⅰ)未承認医薬品等であることの明示
ボトックスビスタを範囲外の部位(額・口周りなど)に使う場合や、65歳以上の方に使う場合は適応外使用で、未承認医薬品等にあたります。コアトックスは国内未承認の医薬品です。芝浦アイランド皮フ科の韓国製の製剤とTokyo Beauty Master Clinicの製剤は、国内承認品であるかを公式サイトで確認できませんでした。
(ⅱ)入手経路等
各院の入手経路は、公式サイトで確認できませんでした。
(ⅲ)国内の承認医薬品等の有無
国内で承認されたボツリヌス毒素製剤として、ボトックスビスタがあります。
(ⅳ)諸外国における安全性等に係る情報
本記事の調査では確認できませんでした。
(ⅴ)救済制度の対象外であること
未承認医薬品等や、承認された効能・効果、用法・用量等と異なる使い方で健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済の対象にはなりません。
主なリスク・副作用
眼瞼下垂・頭痛・表情の違和感・注射部位の内出血。中和抗体ができることが論点として挙げられています(診療指針)。
費用の目安
ボトックスビスタ1部位33,000〜38,500円(税込表示の3院)、アラガン社製1部位33,000円(芝浦アイランド皮フ科、税込)、国内未承認のコアトックス1部位16,500円(税込)、韓国製1部位22,000円(税込)。Tokyo Beauty Master Clinicは1単位1,500円〜で、公式サイト記載の金額(税込・税抜の表示なし)です。

掲載クリニックの問い合わせ先

本記事で紹介した港区の美容皮膚科5院の問い合わせ先は次のとおりで、料金・診療内容・医師の体制などの最新の情報は、受診前に各院の公式サイトまたは電話で確認できます。

クリニック所在地電話公式サイト
青山通り皮フ科東京都港区南青山3-13-22 バンブービル5階03-5770-4112ast-derma.jp
あきよし皮フ科クリニック東京都港区白金台4-2-11 白金台クレストビル5F03-5422-8880akiyoshi-hifuka.com
芝浦アイランド皮フ科東京都港区芝浦4-20-4 芝浦アイランドブルームホームズ2F03-5765-2622shibaura-skin.com
美容皮膚科タカミクリニック東京都港区南青山3-18-5 モンテプラザ(本院)03-5414-6000(初診)takamiclinic.or.jp
Tokyo Beauty Master Clinic東京都港区六本木7-8-8 ミクニ六本木ビル4階03-6434-0758tbmstemcell.com

本記事の医療監修

百枝 加奈子 医師(医学博士)

Tokyo Beauty Master Clinic 総院長(技術指導/2025年就任)

  • 東京大学 医学博士
  • 日本麻酔科学会 認定専門医(認定番号 1829)
  • 日本抗加齢医学会 専門医(認定番号 1481)
  • 日本美容外科学会 会員 / 日本美容皮膚科学会 会員
  • 東京女子医科大学 医学部医学科 卒業(1982年)
  • 東京大学医学部附属病院 麻酔科 医員(1982年)・厚生技官(1987年)
  • 米国ジョージタウン大学 新生児・未熟児科 研究員(1993年)
  • 米国国立予防衛生研究所(NIH)人類遺伝学教室 研究員(1994年)
  • JR東京総合病院 麻酔科 主任医長(1996年)
  • 東京大学薬学部 臨床薬理学 非常勤医師(2001年)

監修範囲

本記事内の医療情報の正確性の検証に限定しています。美容皮膚科で行われる光治療・レーザー・ケミカルピーリング・ボツリヌス毒素注射の科学的記述、副作用情報、承認状況と医療広告ガイドライン上の取り扱いを中心にレビューしています。

利益相反の開示

百枝医師は、本メディアの広告掲載クリニックであり本記事でも取り上げているTokyo Beauty Master Clinicの総院長を兼ねており、利益相反関係にあります。そのため、監修医師は本記事の評価・順位づけ・特定クリニックの推薦には一切関与していません。掲載院の選定・確認ポイントの設計・目的別の位置づけは、編集部の独自判断によります。

監修医師の詳細・編集ポリシーを見る

各院の料金・診療内容・医師体制は変更される場合があります。受診前に各院の公式サイトでご確認ください。本記事は特定の施術・医療機関を推奨するものではありません。

出典一覧

情報の取得日:

西村 麻衣 西村 麻衣
AUTHOR PROFILE
Nishimura Mai
美容医療ライター・元エステシャン

大手エステサロンで5年間勤務後、美容医療クリニックの受付・カウンセラーを3年経験。現在はフリーランスライターとして美容医療・スキンケア・アンチエイジング分野を専門に執筆。東京都内のクリニック取材実績多数。著書に、美容医療の入門書『仕事ができる男は、見た目に投資する』(Kindle版)があり、noteでも発信しています。

「東京都内のクリニック選びで失敗した経験から、読む人が後悔しない選択ができる記事を届けたいと思っています。」

専門領域
  • 美容クリニックの選び方・エリア別比較
  • アンチエイジング施術・脂肪溶解注射
  • スキンケア・化粧品成分
  • 東京都内クリニック事情(23区・多摩地域)
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